食育で「生きる力」を育む

たべもの寺子屋は子どもたちの「生きる力」を育むお手伝いをしています。

 

子どもたちの力は無限です。やりたいことにまっすぐ向かっていく力、納得いくまで集中する力、お友達とケンカしながら自己主張する力、お友達を認める力、自信を身につける力……書ききれないほどさまざまな力を秘めている子どもたち。その成長を楽しくサポートしたいと思い、2017年にたべもの寺子屋ははじまりました。

 

基本コンセプトは「子どもたちが自分たちで成長するのを見守る」です。危険がないよう大人はそばにいますが、なるべく手出し口出しはせずに見守るのが大切。お料理教室だけでなく開発している製品にもこのコンセプトは共通しており、子どもが自分でやろうとする気持ちを大事にしながらレシピや製品開発を行っています。

 


「食べる力」は「生きる力」

食育活動を通じて感じたのは、食育は知育そのものだということ。元々は「生きもの」だった「たべもの」と向き合うことで自然に理科の知識が身についたり、お友達に自分の考えを伝えようとするうちに語彙が増えたり、産地の話をしながら地図を見たり、料理の分量を量ったり数えたりしているうちに+-×÷の四則計算ができるようになったり。小学生はもちろん未就学の子どもたちも、感覚的にいろいろなことを身につけていく力にはいつも驚かされます。

 

たべものは子どもたちにたくさんのことを教えてくれる先生のような存在。「食べることは生きること」という有名な言葉のとおり、「食べる力」は「生きる力」につながっています。よい食べ方を知ることは、よりよく生きるだけでなく将来の健康づくりにも役立ちます。